反抗期はやり直せる!親と子の間にある境界線の引き方と重要性とは?

 

こんにちは。
本日は反抗期についてお話ししたいと思います。
なぜ私が反抗期について深く考えるようになったかと言うと
私の兄がきっかけです。
私は兄と二人兄妹で育ち、兄は生まれてから全く反抗期がない人でした。
それとは逆に私には「あなたはずっと反抗期だった」と言われるほど
長い反抗期がありました。

小さい頃は反抗期がなく育った兄は反抗期が長かった私に比べると
とてもできた人間のように思っていました。
しかし成人し、子供が出来て家庭をもった私はだんだん兄について
違和感を覚えるようになりました。

私の兄は会社に努めることもなくフラフラしていて、
30歳すぎてもまだ同居し、携帯代も払わないような人です(-_-;)
夢がある!と言っておきながら努力はしない。結婚もしたくない。
たのしく楽して稼ぎたい。とにかくすべての考えが甘く、幼稚です。
私からは何も考えていない人のように見え、心底心配になりました。

しかしもっと違和感を覚えたのは兄に対しての両親の
接し方です。「超過干渉」と言ったところでしょうか・・・
そしてこれは全て過干渉・過保護な親からくる反抗期が原因だと分かりました。

過干渉な親から育てられた子

過干渉や過保護な親に育てられた場合、親との間の境界線が
きわめて脆弱になります。
人は悩みや失敗や挫折を通して成長し自立能力を培っていくのですが、
過保護な親の元で育つ子供は、その機会を奪われてしまいます。
その結果心理的に自立できなくなってしまうのです。
心理的に自立できないと具体的には以下のようになってしまいます。

・自分の欲求をコントロールできない
・自分で決断できない
・他者の言動に振り回されたり、他者の言動に傷つきやすくなってしまう
・いい人を演じてしまう傾向にある

 

反抗期とは?

反抗期とは、親との間に境界線を引くということです。
では親との間に境界線を引くとはどのようなことでしょうか?
心の中に誰からも侵入されない安全領域を作り出し、
それによって自分が自分であることの確かさを育て、心理的に自立していくことです。

第一反抗期と第二反抗期

子供は反抗期によって親との間に境界線を引きますが、
反抗期には小学校低学年におこる第一反抗期と思春期頃に起こる第二反抗期があります。

<第一反抗期>
小学校低学年になると子供は親に秘密を持つようになります。
その秘密は親には言えないけど友達になら話せるといった秘密です。
この第一反抗期によって子供は親との間に心理的な境界線を引き、
自らの心に安全領域を作り出します。

この時に親が注意することは、勝手に子どもの部屋に入ったり
勝手に子どもの手帳や携帯を見ないことです。
また、「あなたの人生なのだから、あなたが自由に決めたらいい。私は干渉しない」
と言っておきながら親にとって受け入れたくない選択を子供がしたときには、
ため息をついたり悲しい表情になったり不機嫌になったりして
間接的に子どもに干渉し、子供を意のままにコントロールしようとする親がいます。
そうすると、残念そうな表情や不機嫌な態度を見ることに耐えられず、
自分の気持ちを抑えてでも親の期待に応える選択をしてしまう子供がいます。
干渉したい気持をぐっとこらえて見守ることが大切です。

<第二反抗期>
思春期になると、親の考えに「おかしい」「変だ」と思うようになり、
親に対して怒りの感情が沸き上がってきます。これを第二反抗期と言います。
具体的には親のやってほしくないことを徹底的にやったり、親に向かって繰り返し暴言を吐いたり、
親の人生観や価値観を全面的に否定したりします。
しかしここでも第一反抗期の時と同様に気持ちをぐっとこらえて見守ることが重要となります。

反抗期の重要性

反抗期をしっかり全うできると、子供は親との間にしっかりと境界線を引くことができ、
心理的にも自立していきます。
そして子供だけではなく親にとっても子離れするチャンスです。
子どもの反抗期とは子供が自立していくために通る関門であるとともに、
親が子離れをして自立していくために通る関門でもあります。

反抗期のやり直し

では本題の反抗期はやり直せるのかについてお話ししたいと思います。
結論から言うと反抗期を迎えることなく大人になってしまった方も反抗期はやり直せます。
では具体的にどのようにして反抗期をやり直せばいいのでしょうか?

♦ステップ1
親との間に適切な環境線を引く。
親から振り回されたり傷つけられたりしない状況を確保。
別居ができる人は別居を。
別居ができない人は食事の時間をずらす・外出する時間を増やして親と接する時間を減らすなど。

※それでも干渉してくる親を持つ場合、干渉しないでほしいとはっきり伝える。

♦ステップ2
感情を吐きだす。
紙を何枚か用意し、その人に対する自分の感情を書き出す。
怒りや恨みなどの攻撃的な感情から書き始め、その後自分の味わった
辛さや悲しさを言葉にする。
※無い場合はステップ4へ

♦ステップ3
相手の行為の動機を探る。
「ゆるせない」と思った相手の行為を紙に書く→
相手がなぜその行為をしたのか想像して紙に書く→
相手の行為の未熟さや不器用さを理解する→
次のように自分に言い聞かせる。
「私がそうであったように〇〇さんも苦痛をさけたかったんだ」
「私がそうであったように〇〇さんも喜びを味わいたかったんだ」

♦ステップ4
相手に感謝できることを書きだす。
できるだけたくさん書いてください。

♦ステップ5
感謝の言葉を復唱する。
はじめは気持ちがついてこなくても大丈夫です。
形から入り、言葉にすることが大事です。
これらを数分間やってください。

♦ステップ6
相手に謝りたいことを書きだす。

♦ステップ7
その人との関係で学んだことを書き出す。

♦ステップ8
以下のように自分で宣言する。
「〇〇さん、私は自信の幸せのためにあなたを許します。」

ステップ1~8を実行した後で、相手に対して感謝を伝えたいとか、
相手に謝りたいといった感情が出てきたのであれば、実際に相手に言葉にして伝えてみましょう。
無理に伝えようと思わなくても結構です。
そして伝える際に注意するべきことは、相手にいい反応を期待しないことです。
見返りを期待せずに相手に伝えることだけを目的にすることです。
もしも否定されたりしたならば、それは相手がそれだけ傷ついているということです。
これは相手の弱さであり、あなたが責任を感じる必要はありません。
大切なのはあなたの内面において許しを完了し、あなた自身を相手への執着から解放することです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
私はずっと反抗期なんてきてほしくないな。できるだけ反抗期は少なくあってほしい、と考えていました。しかし反抗期の重要性を知ってから、
反抗期よ、かかってこい!!と思うようになりました。(笑)

また、もし自分の子育てが過干渉すぎたと落ち込む人がいたならば、
どうか自分を責めないでください。人は誰しも完璧ではありません。
今あなたが子育てについて反省し、子供のために変わろうと思っているならば、
あなたのような人のもとに生まれた子供は幸せ者です。
最後になりますが、私はあなたに伝えたいです。
人生で起きるどんな問題も、何か大切なことを気づかせてくれるために起きます。
そしてあなたに解決できない問題は決しておきません。
あなたの人生に起きる問題は、あなたに解決する力があり、
そしてその解決を通してより幸せな人生を築いていけるからおきるのです。
皆様が今よりももっともっと幸せになれることを心から祈っています。

 

 

 

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